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HISTORY

1981 ARTHUR ASHE

アフリカ系アメリカ人プレイヤーとして、初めてテニス4大大会の男子シングルスを制覇した伝説のテニスプレイヤー、アーサー・ロバート・アッシュ・ジュニア。ルコックスポルティフは、後に世界最大のテニス・コートの会場名に冠されるほどの偉大なプレイヤーと契約を交わし、1980年より、シグネイチャーモデルをリリースしました。軽量で柔らかな天然皮革のアッパー、通気性に優れるシュータンのベンチレーション、水平方向の安定性に優れたモールドラバー。力強いフットワークを可能にさせる機能を集約させテニスシューズとしての条件を満たしながらもミニマルなデザインを導き出し、ブランドのアイコンとして輝き続けました。現役を引退したアーサー・アッシュが国際テニス殿堂入りを果たした1985年まで、本作はカタログに掲載され続けました。多くのテニスファンに愛された、歴史的なテニスシューズです。

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1984-1985 ECLAT

1984年に誕生したエクラットは、シンプルな中に革新的な機能やディテールを取り入れたランニングシューズでした。スピーディな装着を可能にするDリング付きのレーシングシステムは、1980年代初期のトップモデルに多く見られたディテールです。またヒールから中足部までをサポートするロングヒールカウンターは、完成されたアッパーに後付けするかのようにスウェードを2重に施し、安定性を高めています。ジョギングがヨーロッパ中に市民権を得て、ライフスタイルとして浸透していた80年代、ランナーはフィットとコンフォートを求めていました。当時のシューズの大きな課題であった足首の可動域にいち早く目をつけたルコックスポルティフは、ドッグイヤーと呼ばれる中央をスプリットさせたヒールのデザインを設計。足首を保護しながらも、快適性を高めたエクラットは、多くの市民ランナーから支持を集めました。

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1986 OMEGA

1980年代中頃になると、ランニングシューズはよりテクニカルな時代へと移り変わりました。常にルックスよりも機能を重視していたルコックスポルティフは、アスレチックシューズの生命線ともいえるかかとの保護にどこよりも情熱を注いでいました。ヒールを覆って安定性を高めるスタビライザーと、硬度の異なるポリエチレン素材を組み合わせた2層式のミッドソールを採用することで、従来と同等のクッション性を保ちながら厚みを抑えることが可能になり、軽量性と走行安定性を高めることができました。また前足部の屈曲性を高めるためつま先を補強するスウェードに、特殊なインサートを施したイージーフレックスも、オメガの象徴的なデザインの一つです。さらに中足部の外側と前足部の内側にゆとりを持たせた新しいラストを設計し、安定性と快適性を同時に向上。時代のニーズに対応した数々の進化が、多くのランナーの足元に選ばれた理由です。

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1987 EUREKA

1980年代後半になると、スポーツメーカーは速く走ることを求める一部の競技者よりも、長く走ることを求める多くの市民ランナーのことを第一に考えるようになりました。その中でフォーカスされたのが走行安定性です。1987年に誕生したエウレカは、メディカルに研究された骨力学をシューズに応用し、モーションコントロールに特化した革新的なランニングシューズでした。最大の特徴は、自然な足の動きを推進する八の字構造のアウトソール。足の過剰なねじれ(オーバープロネーション)を防ぎながらフォアフットの屈曲性を高めることで、オンロードからクロスカントリーまでカバーするマルチユースを可能にしました。黒いパーツは耐摩耗性に優れたウレタン樹脂、中足部のグリーンのパーツはオーバープロネーションを防ぐクッションパーツ。部位によって硬度を変え、理想的なミッドソールを提供しています。甲羅のように覆ったヒールのスタビライザーや、速乾性に優れたコットンと樹脂による合成繊維のアッパーなど、先進的なテクノロジーを積極的に採用し、エウレカはランニング業界をリードしました。

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1991 LCS R 800

1990年代に入ると、スポーツを楽しむ多くの人々はシューズに機能だけでなく、視覚的な魅力を求めるようになりました。革新的なテクノロジーはできるだけ装飾的に表現されるなど、機能とデザインの結びつきは急速に深まったのが当時の傾向です。ルコックスポルティフもクッション性とビジブル化を追求し、ランニングやテニス、クロスカントリーを中心に、ファッション性に優れたデザインを次々と生み出しました。その象徴がミッドソールに密度の異なる2つの素材を注入したDYNACTIF SYSTEM(ダイナクティフシステム)を搭載した、LCS Rシリーズ。ヒールにクッション性、フォアフットに反発性の高い素材を搭載し、適切な足の推進力を提供しました。LCS R800は、LCS R1000に次ぐトップモデルに位置付けられました。サポート性を高めるサイドの補強とメッシュの組み合わせや、ヒールカウンターの複雑なレイヤーなど、90年代らしいテクニカルなルックスが特徴です。

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1991 LCS R 1000

進化を続けるルコックスポルティフは、個々のユーザーのレベルに合わせた適切なモデルを提案するために、アスリートに向けた競技用、そのトレーニング用、ファンランナーのジョギング用、とランニングシューズを3つのカテゴリに分類しました。その競技用に属するのがブランドのイニシャルを冠したLCSシリーズであり、LCS R1000 はさらにその最高峰モデルに位置付けられました。ヒールにクッション性、フォアフットに反発性の高い素材を採用し、適切な足の推進力を提供するDYNACTIF SYSTEM(ダイナクティフシステム)を搭載しています。ドッグイヤー構造を踏襲した何層ものヒールカウンターや長時間ランにおけるアーチの傾きや広がりをカバーする、中足部の波状の補強パーツなど、アイコニックなディテールを進化させつつ、衝撃吸収性や走行安定性の飛躍的に向上させた圧縮成形された最新のEVAミッドソールを搭載しました。パフォーマンス性に優れたプレステージモデルです。

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